2017.07.27 Thursday | 2017:南九州車中泊の旅 |

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上陸【8日目】阿蘇高岳(断念)→祖母山→道の駅竹田
5時半起床。


↑よし、天気は良さそうだ!

今日は登るぞ!
明日からまた天気が微妙なので、晴天予報の今日一日をフルに使う。
午前中に阿蘇、午後は九重まで行こうというなかなか詰まったプランです。
天気の良い時に登りたいからねぇ(*'∀')=3
おにぎり2つ食べて、しっかり準備体操をしたら出発!


↑雲一つ無い、素晴らしい!今日も良い登山日になりそうだ!

昨日下見した仙酔峡登山口まで車でツイーっと走っていきます。
まだ一台も停まっていない崩落現場の所に車を停めたら、6時半、登山開始!

白い建物のあたりは完全な舗装路。
緩い坂道を登っていくと、なんだろ…なんか身体の調子がおかしい。
これからという時におかしいな(;´Д`)
歩幅とペース、呼吸に気をつけようと、登山道の手前で一呼吸置く。

ロープウェー乗り場の隣から橋を渡り、いよいよ登山道へ。


↑おおお

落石はこのくらいで、登山道に目立った破損は見られず。


↑階段を上り終えると、木々の間の細い道に。

やっぱりあんまり人が通らなくなってるのかな?
この後もっと細くなって、枝や木が身体に刺さる刺さる(;´Д`)
道も見失うので24さんの後を必死で追いかける。

ちなみに今日は24さんが先頭です。
24さんも初めての山なので、昨日までとは緊張感が違う。


↑しかしすぐに開けて、見通しの良い岩場に。

ひたすら直登みたいな高岳山頂への最短ルートなので、最初からがっつり坂道です。
なんせ1時間半で登れちゃうルートなのだから当然なのだが、結構しんどいかもなこれ。

……グスグス(;´Д`) なんや鼻水が止まらん…ゲホ
しょうこさん、ネックウォーマー持ってきた?
持ってきたー
した方がええで。そんで口元覆うようにしい

振り返った24さん、すでにネックウォーマーで顔を覆っている。
耳の上までネックウォーマーあげてるので、目元しか見えない…強盗犯みたいになっとる。

右側見てみ、中岳のガスがこっちに流れてきょる
あーーーそれで私さっきから鼻水出とるのか!
咳しとるのもそのせいやろ
なんか身体がうまく動かんなぁと思ってたんよ
今日はハードな登山になりそうや

口元を覆うものの、慣れてないので息苦しいし、
鼻水止まってないから完全に覆えないし余計つらい。
なんか目も痛いし…

し……しんどい…(;´Д`)


↑見通しはめちゃくちゃ良くて、後ろはこんな感じ。

木々のエリアを抜け、背の低い草のエリアを抜けると、目指す山頂へは岩しか見えなくなる。


↑さぁゴロゴロとした岩場が続きますよ!

徐々に風が強くなり、24さんとの会話も途絶える。
遮蔽物が何もない吹きっ晒しで、風の勢いはますます強まる。
右から来る風に飛ばされないよう、岩に張り付きながら登るような状態に。

危ないと思ったらしゃがむんやでー!
はーい!(危ないと思った時には吹っ飛ばされとるだろうなぁ)

私こんなに風が強い登山初めてだわ…
先日の高千穂峰もすごい風だったけどふらつく感じで、ふらふらして道から外れそうという感じ。
そんな可愛いもんじゃない。ふらつくなんて可愛いわ。今は吹っ飛ばされそう。
ふっと身体が浮いて道から落ちるイメージが容易に想像できる。そのくらいの強風だ。
しかもここは尾根道。左側は崖。右も崖。
腰くらいの大きさの岩に掴まりつつ、身体隠しつつ進む感じ。

地面から顔をあげたら、先を進む24さんの位置を確認。
風の収まるのを見計らってささっと立ち上がり進む、すぐしゃがむか隠れる。
顔をあげると24さんがいない。周囲を探すとすでに先に進んでる。むしろ離れてない…?

 焦 る (;´Д`)

写真撮ってる余裕?あるわけないでしょ(´;ω;`)ブワッ
てわけで全然写真が無いんだけども、いやもう手足全部使って必死に登ってたよ私。
鼻水が真横に吹っ飛んでいったし、足元の小石も転がるというか横に流れていく。

時々24さんが大きな岩の所で待っててくれるので、必死こいて追い付いてはちょっとお茶飲んだり。
でもね、手を離した瞬間に色々な物が吹っ飛んでいきそうで、
ペットボトルの蓋外すのもやけに緊張する。

今日は九重は止めよう
そうやね
阿蘇に集中しないと危ない
うん



だいぶ登って来た!振り返る景色はたまらなく綺麗なのだが、
いかんせん、恐ろしい風でな…!
写真だけみるとめちゃくちゃ良い登山日和なのに!!

言葉少なに休憩を取っていると、真面目な顔で24さんが提案する。

荷物をここに置いていこうか
えっ…なんでなん
どうせ帰りも通るやろ。荷物を置いて身一つになった方がいいかもしれん
それって食料も全部置いていくって事?
せや。どうせこの風じゃ山頂で何もできひん
でも……危なくない?万が一があったら、丸腰ってことでしょ?

右側から真横に強風が吹いてて、ザックが風にあおられて危ないのもわかる。怖い思いもしてた。
荷物無かったらもっと楽に進めるかもしれないというのは、わかる。わかるけど…

直接的な表現はしなかったけれど、滑落の可能性を考えてたので、この提案はとても怖かった。
24さんの後ろ姿を追いかけて登ってきて、
ずっと思ってた一番の恐怖は「もし24さんが落ちたらどうしよう」だった。
もし私が落ちても、24さんがきっと適切な指示を出してくれるだろし、
少なくとも24さんは無事に下山できるだろう。
でも24さんが落ちたら、私はきっと24さんを助けられない。

24さんはしばらく黙って考えていたが、結局ザックは降ろさず背負っていくことに。


↑まだ右側に岩があるので、なんとか風除けになってくれている。カメラ構えられるくらいには。

しかし、右手の岩が切れた地点で24さんが再び立ち止まっていた。
24さんが落ちない事だけを念じながら追い付いた私は、風の中でもはっきりとその決断を聞いた。

やめよう

このまま登ったら山に殺される

山頂までおそらく、あと30分。
24さんにはどこが山頂かわかっていただろう。見えていたに違いない。
去年も登れず、今年再び挑戦しに来て、崩落を乗り越えてやっとここまで来たのに、
雲一つ無い最高の天気なのに、ただ風が強いという、たったそれだけで。



写真だけを見たら、なぜここで止めたのかわからないくらいの絶好の登山日和だろう。
でもこの時はもう限界だった。
身体が吹っ飛びそうなほどの風に耐えて耐えて、岩陰に隠れるようにじりじりと登って来た。

ここからは風を遮る岩が無い。吹きっ晒しの尾根を歩かなければならない。
文字通り真横から叩きつける強風に耐え続けられるだろうか。

今回は、ここをオレらの山頂としよう
うん
山神様がまだ早いって言っとるんや
うん
大丈夫、山は逃げへん。また来たらええで
うん

ほっとしたような、残念なような、なんだか複雑な感情で私はろくに喋っていなかったと思う。
やっぱり登りたかったし、ここまで必死に登ってきたから最後まで登りたかったし、
でもこれ以上無理したら取り返しのつかない悲しい事が起きてしまうかもしれないのもわかってたし、
それがずっと怖いと思いながら登ってたから、すごいほっとしたのもある。

しょうこさん、登れなくて泣いてる写真撮ろうか(^ω^)

24さんの方が色々と複雑なんじゃないかと思ったのに、
下山を決めてからはいつもの登山みたいに励ましてくれて、
ここが今日の山頂だからって写真を撮ろうと提案してくれた。


↑あとちょっとだったんだけど!

下界を見渡すと、いやぁ〜〜〜最高ですよ!


↑外輪山がずーーーーーーーっと続いているのが見える。


↑外輪山の奥に九重山!軍艦みたいで格好いい!

登山開始から1時間15分、下山します。

8時半、無事に車の場所まで戻ると安心感に包まれる。

あー戻ってきたね。ほっとする
まだやで。車で下におりるまでに土砂崩れがあったら同じ事や
そっか、道の駅に戻るまでが登山ですね


↑9時、道の駅・阿蘇でプリン食べつつ、ようやっとほっとする。生きて帰れてよかったー(*´Д`*)

さて、どうしようか。だってまだ9時。
何も無い日は今ごろ動き出す時間ですよ。

当初予定していた九重山に行こうか考えるものの、
24さんいわく山頂は岩場だから、今日の風の強さだと駄目かもしれない。
逆に、今回はご縁が無いかと諦めかけていた祖母山の方なら、
山頂までずっと森の中だから風の影響は少ないだろう。
昨日までの雨で登山道がグチャグチャかもしれないが、祖母に登っておけば、
九重は後回しにしても大分港から戻ってアタックする選択肢もあるからね。
後日の晴天を信じて九重を後回しにするか、今しかないと九重に向かうか。

悩んだ結果、風の洗礼を散々受けた私は完全にビビって、風の恐れが無い祖母山に向かう事に。
汚れてもいいように短パンで行こっかなー(*´ェ`*)


↑さようなら阿蘇!また来るからね!


↑ビロードのような黄金の丘を撮りたかったが失敗した図。

道を知っている24さんの運転で、
未舗装路や一台通るので一杯一杯な細い峠道を奥へ奥へと進んでいく。
車も人の気配も無い。この道の先に本当に登山道があるのかしら…と不安になる道だわ。

11時、祖母山登山口へ到着。
地元民しか使わないような道を走って着いた先には、思ったよりたくさんの車が停まっていた。


↑北谷登山口。

風穴のルートが最短距離だがちょっと難しいルートらしいので、
国見峠なんかを経由するルートへ。コースタイムは大体3時間かな?

登山道はずっと林の中。ほとんど展望は無く、国見峠に出てやっと目指している祖母山が見えた。



その後もずっと林の中で、特に見晴らしの良い場所も無く、
気付いたら山頂に着いていたというパターン。

ひたすら林の中って感じで、ゆるやかな登り道。
阿蘇の強風と急登にやられてた我々は、
風が無い事をこれほど有り難く思うかってくらい感謝しながら進む。
一昨日の土砂降りが響いているかと思ったけれど、
予想してたよりも地面は乾いてて、歩きにくいという事もない。
日差しがほとんど入らないので、雨の翌日なんかはグチャグチャになりそうだけど、
今日はその林のおかげで風が優しい風になってて快適に登れる。

自然って怖いけど、優しいね…(´;ω;`)グスッ


↑13時、祖母山(1756.4m)登頂!


↑山深い山ですね〜登山客も少なくて、自然に包まれてる感じが気持ち良いなぁ。


↑九重山かな


↑特徴的な根子岳ですぐわかる。阿蘇ですね


↑靴はそこまで汚れなくて済んだよ。



お昼ご飯を食べたらちょっと休憩。
阿蘇の恐ろしい風が嘘のようで、山頂なのに爽やかな優しい風。
日向ぼっこしながら横になってたらいつの間にか寝ていた。
1時間程2人して爆睡。いやぁ精神的にも肉体的にもどっと疲れが出たんでしょう。

それでは下山しましょう。
登山口に戻ったら、8台程あった車は1台を残していなくなっていた。
あんまりすれ違わなかった事を考えると、風穴ルートを通ってる人が多いのかな?

16時に下山完了。
今日いく温泉は決めてますので、阿蘇へ戻ります!

道中、右前方から荷物満載の自転車が走ってくるのが見えた。一目ですぐわかる、旅チャリダーだ!

24さん、チャリダー来る!
マジかいっ

運転中の24さんがすれ違いざまにクラクション&窓全開にして腕を振る。
24さんの行動が素早過ぎて、絶対イメトレしてたと思う(*´ェ`*)
私も助手席から全力で手を振る。

若い子だ。絶対旅チャリだね
日本一周看板かかってたで
ほんまかー!嬉しいなァ。なんか向こうはすごいキョトン顔してたけど
まだ旅出始めたばっかなんやろな。最初はオレもそうやったで
え?オレ?みたいな?
せや。バイクの人とか車の人が、自転車のオレに手を振るなんて思わなくて、最初全部無視しとったで
自分だとは思わんよなぁ
今の子もそのうち気付くやろう。そんで『あーあの時の神戸ナンバーは…』って思い出してくれるで

車から応援してくれる人の気持ちってこんな感じなのかなぁ?
それとも我々が経験したからこんな気持ちなのかなぁ?
わからないけど、すれ違うのなんて一瞬だけど、
この瞬間の2人はすごいテンション高かった。
そしてめちゃくちゃ応援したい!頑張れ!!

そういやさぁ、阿蘇であんなに風強かったのに、よくサングラス飛んでいかなかったよね
そりゃ、ゴソゴソしとったら飛んでくやろな
ゴソゴソ?なんそれブカブカって事?
ええっ、ゴソゴソて言わん?

時々24さんの方言がわからん時がある。
本人は訛ってないつもりらしいけど、私はただのエセでベースは関東なので、
24さんはわかりやすいぐらいに訛ってる。ホント第一声ですぐにわかる。
逆パターン無いのか聞いたら、基本的に意味は通じるから気にならないらしい。
ていうか、私のエセ関西弁も違和感無く聞いてたようで、関西の子かと思ったとか…嘘やろ(;´Д`)
「あるってく(歩いて行く)」も普通に通じてしなぁ…。
訛りに憧れる私としては「つまらん」の一言である(´・ω・`)


↑17時、月廻温泉(500)

ここは昨日通った時に目をつけていたんですよね!昨日定休日だったので…。
なんせここの露天風呂からは…


↑阿蘇と根子岳!

24さんの男湯は阿蘇も根子岳もまる見えだったらしいけど、
女湯は植木とかいろいろ目隠しが多くて、湯船浸かったまま絶景というわけにはいかなかったわ。
まぁ、ここは外から丸見えだろうしねぇ…(´・ω・`)


↑でも女湯からは根子岳が目の前でした。面白い形してるなぁ!


↑日が落ちる。よく考えたら今日は濃かった…。


↑中岳からは噴煙があがる。

そこから1時間かけて道の駅・竹田へ。
トイレも綺麗だし、他に車も見当たらない。
24さんは去年泊まっているので安心ですし。
ていうか24さんはほとんど去年と同じルートを辿っている。笑


↑阿蘇、祖母山、お疲れ様乾杯!

明日は天気が崩れそうなので、小国の鍋ヶ滝を経由し久留米へ向かおうかなど話ながら就寝。

Posted by しょうこ at 23:45 | 2017:南九州車中泊の旅 | comments(0) | -

2017.07.22 Saturday | 2017:南九州車中泊の旅 |

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上陸【7日目】白川水源・上色見熊野座神社・阿蘇神社・あか牛丼・草千里ヶ原→道の駅阿蘇
8時起床。

天気はあんまり良くない。曇り空ですね。
明るくなってから、トイレ利用の車が結構出入りするようになる。

湧水を汲みに来ている方がいて、やはり阿蘇は名水が出ているらしい。
阿蘇の水は味が無いので、料理に変な味やにおいが入らない。だからラーメンが美味い。だそうで。

ひとまず駐車場の隅っこで簡単に朝食にしつつ、今日の計画を考える。


↑定番のオートミールに干しシイタケとインゲン、コーンスープで。

明日から天気は回復するので今日は観光と移動日。
阿蘇に登ってから東の祖母山、そこから北上して竹田へ出ようか〜と、地図を広げて相談。

しかし、実はここで問題があったのです。
二人とも阿蘇の最高峰、高岳に登る気満々だったんですけど、
中岳が火山活動中で周辺に立ち入り規制がかかっている上に
付近の道路が地震の土砂崩れで通行止めになっており、登れるルートが限られているらしい。
韓国岳で出会ったMortさんに言われなかったら調べもせずに登山口行ってたわ(´・ω・`)

公式HPだと登山不可とあるものの、
実はMortさんから仙酸峡登山口なら車道は崩れてるけど徒歩で登ったという情報を頂いてました。
その後、めっちゃ検索してたらちょいちょい登ってる人がレポあげてるので、
仙酔峡登山口までを一度下見してみる事に。

今日の大体のルートを決めたら、9時に出発!


↑あっという間に白川水源へ。



ここで名水が汲めるというので、空のペットボトルを片手に入場。
ちょっとした公園のような感じ。


↑おおお!

真っ透明の池が目の前に広がる。
青い部分をよく見ると、下からボコボコ湧き出ているんですよ!


↑積っている白い砂利が、湧水の勢いで絶え間なく舞う。すごいキラキラしてて綺麗!


↑実際に汲んでいいのはこちら。
柄杓や漏斗が用意されてて、池の中に容器を沈めないで下さいと注意書きがしてある。

味見したけど、確かに味が無い。
信州も水に味が無いから蕎麦の香りや味が引き立つんだって。
名水とは、無味無臭ということなんだそうだ。

ここの自販機でいろはすが売ってた…すごいな、名水にケンカ売ってる笑

さて、次へ向かいましょう。
ここからは私の行きたい場所ですね!
阿蘇山を左に見ながら、北上していきます!


↑10時、上色見熊野座神社へ到着。

雰囲気がすごいらしいという情報をネットで拾って、
見落としそうな看板に従い、郵便局のすぐの駐車場へ。

誰もいないし、狭い車道の目の前にすぐ階段で、
ガッカリスポットかもなぁと思いながら鳥居をくぐる。

が。



おおおお!!!?
うっそうとした森の中、
古代からひっそりとそこにあったかのような厳かな雰囲気。
ひんやりとした空気に、何か、見えない力を感じる…!



これは素晴らしい!
最奥には、神話に出てきた大岩に穴があいてて、ちょっとした解説もありました。
たしかねぇ〜、阿蘇山の神様が射った矢を足で拾った神様がいて、
阿蘇神様がすごい形相で怒ったので、焦って逃げようとしたら阿蘇のカルデラに阻まれ、
思わず足で蹴り破って逃げた、という穴らしい。



やばいね!たまらんなぁ!この苔といい薄暗い緑といい!


↑参道はもうこんな感じでボコボコ、階段も崩れてたりするんだけども。

24さんにも大満足してもらえた模様(*´ェ`*)
それでは、阿蘇山をぐるっと回って北側に出ますよ!


↑雲がかかってるけど、阿蘇が見えてきた!

野焼きをしているので所々黒く禿げているが、
まるでビロードの毛皮のような黄色の丘の合間をぬうように走る。
もう少しすると新緑になって、よくガイドブックに載っているような緑の絨毯になるらしい。



写真外左側に特徴的なギザギザの根子岳がある。
遠くから見てもすぐわかる形なので、この後の祖母や九重からも探しやすかったのですけど、
なぜか写真撮って無いんだわ…ごめんよ根子岳。
次回は必ず登ろう。


↑みるみる雲が晴れてくる!歓迎してくれてるのかな?

高岳の右側ちょっと奥の方に隠れるように、現在噴煙活動を続けている中岳がある。
モクモクと拭き上がる煙が雲になっているみたいだった。
風向きによっては思いきり登山ルートに被りそう(´・ω・`)

この辺りを走っている時に、沖縄ナンバーの小さな車を追い抜いた。
後ろに自転車をくくっていて、隣にザックを抱えた外国人。
これはヒッチハイクを乗せてる旅人じゃないか??と勝手に予測してたんですが、
その後再び見かけた時には、自転車は乗ったまま外人だけいなかった。やっぱり!(*'∀')=3

さて、先に参拝を済ませましょう!
11時には阿蘇神社へ到着。


↑地震被害で社殿は復旧作業中でした。


↑良い登山ができますように!


↑どこも囲われててあんまり格好いい鳥居が見つからなかった。

ここも名水地らしい。
境内には、水を汲んだり飲んだりはご遠慮下さいとあったけど…。

ビニールで覆われてたり、囲いがあったり、それでも参拝客は後を絶たない様子。
ガイドさんが解説している団体もいたので、後ろについてカルデラの神話情報を入手する。

最初カルデラの中に水が溜まってて、これじゃいかんと考えた神様が、
熊本市側のカルデラを蹴破って水を流し、ヒトの住める土地になったとかどうとか。
カルデラを蹴破る…?どこかで聞いた気が…(・∀・)

人も増えてきたので次に向かいましょう!
それでは今日のミッション、登山口の確認に仙酔峡へ!


↑あか牛だ!


↑あとで食ってやるからな!(・∀・)

看板に従い放牧地を走り抜けると山道へ。
と言っても関東の峠みたいなキツキツの狭い感じではなく、青森の竜飛崎に向かう途中くらいの感じか。

土砂崩れで道の半分が土の山になってたところもあったけど、
車一台が通る幅は十分残っている。
登山ぽい兄ちゃん2人組の車とすれ違ったので、聞いてみると「崩れてるけど行けますよー」だそうで。
その後も、明らかにドライブな感じの若い女の子の車ともすれ違った。
なんだ案外、観光客いるじゃん(*´ェ`*)

と、思ったのは間違いだった。

道幅が狭くなりいよいよかと期待しながらも、視界の悪い右ヘアピンカーブをゆっくり抜けると、
そこは完全に道路が崩落していた。
こんもりとした土砂の山で道路は完全に塞がり、その前には一台の車が停まっている。
カーブの直後であまりスペースは無いのですが、その後ろに停めたら降りて様子を見てみましょう。


↑わかりにくい図解!笑
上の道路が崩れ落ちて、下の道路は土砂とコンクリの塊で完全に埋まってしまっている。


↑上の道路を見上げるとこんな感じ。道路の破片が転がってる。

24さんは崩れた部分を直登していくが、私は本来の道どおりに進んで上の道路に出ましょう。
いやぁ、さすがに崩落現場を登る気にはならんなぁ…怖いやん(( ;゚Д゚))


↑土砂の山を乗り越えた先はまだ無事な道路が残ってたけど、右半分はちょっと浮いてて乗るのが怖い。


↑ゆるやかにカーブした先はこの通り。24さんよくここ登ってきたなぁ。

右側のかろうじて残っている細い舗装を慎重に歩いて、奥へ進む。
写っている白い建物の近くに車が一台。
あの道をどうやって来たのか?と思ったら、すでにナンバープレートが外されていた。
つまり土砂崩れで降りられなくなった車か。廃車にしようにも、移動できないしね(´・ω・`)

しばらく歩くと、お揃いの青い作業着を来た男性2人がおりてきた。
下に停まってた車の人だろう。
作業着という事は何か行政の人かもしれない。
怒られるんじゃないかとドキドキしている私をよそに、話しかける24さん。

阿蘇の高岳に登りたいんですけど、こっから行けます?
阿蘇?こっちじゃなくて、違う場所から車で登れる道あるよ
車で?高岳ですよ?
そうそう。役所に聞いてみな
役所のHPで高岳に登る道調べて、ボクの知り合いもここ登ったって聞いたんで…ほんまに車で行けるんです?
ここは崩落の看板出てたでしょ?車で行ける場所あるから、役所に確認しなさい

うーん??
電気関連のチェックに来たという2人は行政とは関係無い様な感じ。
さっさとあしらって帰りたい様子で、
詳しい事は役所にって感じですぐに降りていってしまいました。

いやいや、調べたけど高岳はここしかルート無いって。
車で行ける場所って草千里の事でしょ。
昨日のうちに、阿蘇の観光案内所で通行止めマップもらって周辺の道路と登山道は調べてる。
絶対にあの二人は高岳がどこだかわかってないよ。阿蘇って言ったら草千里だと思ってるんだよ。
と、私の正直な印象でしたが、
24さんは、山の事だし慎重に調べようと役所に電話してみるとの事。


↑電波の良い所に出てからにしましょう。

今日は下見ですので、登山道の入り口まで行ける事を確認したらさっさと車へ戻る。


↑12時、いまきん食堂へ到着。

ここは、道の駅・えびので出会ったカブ君に教えてもらった場所ですね。
阿蘇に行くならいまきん食堂がおススメと!
周りにはすごい人だかり。順番待ちの人々でした。
名前を伝えると、今の待ち時間は大体30分から40分との事。
お客さんは九州の県外ナンバーが多い気がした。

その間に24さんが役所に電話してみると、調べて折り返しくれるとの回答。
その後も韓国岳で出会ったMortさんにも連絡していたみたいで、
道路の反対側で地図を広げて何やら話しこんでいた。

私はひたすらお店の前で名前が呼ばれるまで待機。


↑すごいね!

待つ事40分、名前を呼ばれて店内へ。
この時には待ち時間が1時間から1時間半という案内になってました。


↑なるほど( ´,_ゝ`)

目的は最初から決めてました!
注文を終えたら、24さんとルートについて話し合う。

やはりMortさんは仙酔峡から登ったという。
しかも我々が車で登っていった部分も歩いて行ったというから驚きだ…。
やっぱりあそこしか無いので、明日は仙酔峡から登ろうと決定。


↑あか牛丼(1,480)が出てきた!

あれだけ待った上に、牛丼にこの値段…十分に期待していいという事やろな?( ´,_ゝ`)
怖い怖い(;´Д`)口コミ高いし、あんだけ並んでるから美味いやろ

それでは、実食〜〜(*´∀`*)

……うまっ(小声)
おいしーーーー赤身だねぇ、めっちゃ牛肉感!
……(ガツガツ)
この卵はいつ割るのが正解やろう?しかしこのタレ美味いなーご飯が進む
……

お腹空いてたのもあって、24さんほぼ無言。
早い段階で卵を割って、完全にご飯と混ぜて卵かけご飯状態にしていた。
私は最後まで卵をどう扱えばいいかわからず、
卵は割らずに口に放りこむという、いつもの食べ方でやっつける。
卵割ったら全部同じ味にならん?(´・ω・`)

美味しかった!
ステーキでもなく牛丼やろ?って思ってたけど、
脂の少ない赤身で、聞いたらヒレじゃなくてモモなんですってね。
しっとりと柔らかくて、でも溶ける事なく肉の味がしっかりしてて、
見た目のボリュームからは想像つかなかったくらいの十分な満足感!(*´∀`*)
いやね、見た目はやっぱりちょっと薄いなーって思ってたんですが、
食べたら全然、この薄さで十分!これは美味しい!

24さんは無言で食べてて感想ほとんど言わなかったのでちょっとドキドキでしたが、
綺麗に食べ終わってからは、ため息のようにうまかったと言ってたので一安心(*´ェ`*)
去年はお互いあんまりお高い物は食べられなかったですからねぇ〜。


↑あか牛の飴もらった。


↑なんかすごいオブジェあった。

お店を出ても、まだまだたくさんのお客さんが待っていた。
結構カップルとかご夫婦の2人連れが多くて、家族連れとかグループは少なかったな。

それから私が行きたかった草千里へ。
通行止めはないものの、ところどころで片側一車線になってる。
自転車で颯爽と駆け降りる外人親子の姿も。気持ち良いだろうなァー!


↑馬が放牧されてるよー。


↑雲かと思うけどあれは噴煙ですね!黙々と白い煙が吐き出されている。


↑14時半には草千里到着。

駐車場代を払ったので満喫しなければ…!(・∀・)
あまりの強風に嫌な予感。レインコートを着こむ二人。


↑雲も多くて薄ら暗い、不穏なお天気です。

烏帽子岳は登れるようだけど、とにかく風が強くて、
標高あがったら余計風強くなりそうだし、そこまでして登ろうとは…という気分になる。

他の観光客は半袖で「キャー、寒ーい(*´Д`*)」とかキャッキャしてたけども、
我々は寒さに弱いので、長袖フリース着てゴアテックス上下着ても寒過ぎて泣きそうになってた。
耳が痛い〜(´;ω;`)ブワッ


↑中岳ですね。雲に囲まれているように見えるが…。


↑絶えず噴煙が上がり、雲と一体化している。かなりの量だ。


↑私の大好きないきなり団子売ってた!食べかけでごめんなさい。

お店のおばあちゃんが目の前で手作りしてくれてて、
無造作にさつま芋を衣につけて焼いてた。形は不格好だけど温かくて美味しい(*´ェ`*)
初めて食べる24さんも気に入った模様。

草千里からさらに先にも進めるみたいなので、ちょっといってみましょう。


↑中岳の山頂へ向かうロープウェーは休止中。その隣にひっそりとある寺院。

ロープウェー乗り場は独特の香りがあって…私すごい駄目だわ気持ち悪くなりそう。
お土産買おうか迷ったけど、早々に退散。


↑カルデラが見えますね。

外輪山ってすごい不思議。
山じゃないから頂点が無い。
不謹慎かもしれないけれど、なんだか津波のような、横一列の壁なんですよね。
それがぐるーーーーっと360°全方向にあって、隔離された箱庭にいる感じ。
進撃の巨人のウォールマリアだっけ?あれもこんなイメージなのかな。
確かにこれは日本全国、この阿蘇でしか見られない景色だと思う。

日本一周したしょうこさんがいうと説得力あるわ(・∀・)
まぁな(*'∀')=3





写真だとどうしても景色を切り取った部分でしか見られないので、
この途方もないスケール感とかプレッシャーとかは実際に目の前にしないとわからないと思う。
今回初めて阿蘇に訪れたけれども、私はここの景色が好きだ。


↑戻る途中で牛を乗せたトラックに出会う。


↑放牧地の方では明らかにトラックを追いかけている牛達。

なんだろ、家族だったのかな…(´;ω;`)
すごい必死な感じで追いかけてたので、ちょっと色々考えてしまう。


↑が、しばらくしたら立ち止まってたので、もう気が済んだのかも。諦めたのかも。

道の駅・阿蘇へは17時前には到着。
ちょうど良い有名な所だし、お土産買っておこうと、2人で真剣にお土産物色。
職場用やらで結構まとめて買った。旅費の大きな部分を占めるよね…お土産代って。
しかしこれだけ連休もらったので、手ぶらで帰るわけにもいかないのだわなァ(;´Д`)

道の駅の隣にある夢の湯(400)に行ったら、
すぐそばのラーメン屋でとんこつラーメン(600)を食べる。


↑普通の…。

すごい雑な接客だったなぁ(;´Д`)

明日の天気を祈りつつ、今日は早めに就寝です。

Posted by しょうこ at 21:59 | 2017:南九州車中泊の旅 | comments(1) | -

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使用アイテム ※後継含む

↑North Eagle(ノースイーグル) テント
 イーグルツーリングドームライト NE1213

設営簡単、値段も大きさも丁度良い。


↑ナンガ(NANGA) ダウンバッグ450STD レギュラー 日本製 [最低使用温度-4度]

寒がりですが、これはめちゃくちゃ暖かい!


↑イスカ(ISUKA) ピークライトマットレス 165 インディゴ

銀マットに比べて寝心地の良さが雲泥の差!長旅は睡眠の質が重要。


↑イワタニ(Iwatani) カセットガス ジュニアバーナー CB-JCB



↑モンベル(mont-bell) アルパインクッカー14

一人分ならサイズも手ごろでコンパクト。愛用。


↑チャムス(CHUMS)ホットサンドウィッチクッカー/CH62-1039

早い・安い・美味いホットサンドを作れる。革命的。


↑GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-837NX

ランタンとして置いて・吊下げ両用、ヘッドを外したら懐中電灯にもなる。色味も良く愛用。


↑パワーアド(Poweradd) Pilot 2GS 10000mAhモバイルバッテリー 2ポート

コスパがめちゃくちゃ良い


↑ラチェット式ベルト荷締機 ショート ERT-25SSR 2本

コンテナボックスと防水バッグの固定用。
転倒してもズレ無し、取り外しも簡単。荷物固定の必需品。


↑バーゴ(VARGO) ヘキサゴン ステンレス